WORK AND INCOME初体験〜ニュージーランドの就職事情
ニュージーランド（以下NZ)に住みだして十数年が過ぎ、この度初めてWork and Income (ワークアンドインカム：日本でいう職安) にお世話になることにしました。
実はこのトピックはもう少し後に書こうと思っていたのですが、このブログを一番読んでくださっている国が意外にNZでしたので、ではせっかくだからOn time（実況中継）でご紹介🎵と思っての投稿です。
（もちろんNZ以外の国の方々も読んで下さっているのでNZのシステムについては今まで通り注釈をつけさせて頂きますね。）
この国は日本と違い、無職中の金銭のサポートが手厚いようです。
ウェブサイトをチェックすると、私もサポートを受けることのできる対象になっているようなのでオンラインでapply (アプライ＝申請）してみました。
するとすぐにEメールで confirmation（受理票）が届き次のステップとして、"Work and Incomeに電話をして下さい。"とだけ書かれていました。
よく意味がわからないまま、まぁ面接の予約かな？と思いながら電話をすると、まず音声対応でClient (クライエント＝顧客）番号を聞かれそんなものはないので、答えないでおくと次にまた音声対応で電話をした理由を聞かれ、それもわからないので、多分面接の予約だろうと推測し、”Appointment” (予約）と答えると１０分位待った後にやっと人間（officer：オフィサー）につながりました🎵 （ちなみに午後に電話しました。午前中の方が早く繋がるようです。）
２種類くらいの番号を聞かれそんなものは持っていないので、なぜ電話をしたかを説明すると、その担当の女性はすぐに理解し対応してくれました。
私のファイルを作成してくれた後、２度の予約の手配をしてもらい、ようやく終了。
１回目は"セミナー"出席の予約（何のセミナーかわからず😅）。そのセミナーの次の日に必要書類を用意した上での面接の予約。
ちなみに用意をしていかなければならなかった書類は；
-パスポート（＋ビザ）＆ (持っているので）NZの車の免許、
-IRDナンバー*の書かれた正式な書類
-銀行口座証明
-過去５２週間（つまり一年間）の収入履歴（IRDのサイトより取得）
-フラットなどの賃貸料の証明（オーナーからのレター、契約書など）
１回目予約 セミナー（と言われたけれど）は、ただのWork and Income への登録と個人面談時に必要な書類の説明でした。（１５分くらいで終了）その時に"次の予約までにCV（履歴書）をメールで送って下さい”と言われ、次の日に予約が入っていたので大慌て。（全く用意していなかったので）急いでシンプルなものをその夜に作りメールをしました。
２回目予約 個人面談で、申請書類を一緒にチェックしながら同意書（紹介された仕事は断らないなどの条件一覧）にサインをし、援助金（Job seekers support：求職者としてのサポート）が支給されるかどうかその場でわかります。（私は支給されることになりました。ありがたい予想外！（笑））これが１時間くらい。
そして、その時に次のセミナーの予約（と言われたが実はJob expoだった）をしました。
（実はこの援助金ですが、私のように自主退職の場合は３ヶ月間は支給なしだそうで、私の場合はたまたまこの面接の日が３ヶ月と数日経った時だったので支給対象になったようです。）
その２回目の個人面接後にコミュニティーカードなるものが送られてきました。
なんと、GP**の診察料、薬代プラス、他は基本的に緊急の医療費が割引になる、というカードらしく１８歳以下の自分の子供にも利用できるそう。へぇー、手厚いなぁ。お世話にはならないように健康でいるつもりですが、これは精神的に安心感が違いますね。
*IRDナンバー：税金用の番号。仕事をする際には必ず必要なので申請して取得する。
**GP : General Practitioner。主治医のようなものですが、NZで医者にかかる時は必ず、まずはこのGPにかからなければならず、このGPが必要と判断した時に専門医に紹介するシステムになっています。
ポチッと宜しくお願いします。m(_ _)m
（ニュージーランド旅行ランキングNO.１に！海外移住部門でもトップ３に！どうもありがとうございます❤️）
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