私の快適ムスリムフラット

「貴重な体験〜」(6月21日付)に続いて、もう少し詳しく私のムスリムフラット体験を。。。

最初のフラットはムスリム環境だったとは言っても特別違ったこともなく、ただとても良いフラットメイトと暮らしているという感じでした。

たばこは吸わない、お酒は(フラットでは)飲まない=ドンチャン騒ぎはしない、、、フラットは綺麗&快適そのものでした。

しかも2人とも夜の仕事(とは言っても怪しい職ではなくエドウィンはケバブ屋のナイトマネージャー、アジズはタクシードライバー)で、生活サイクルが私とは逆で、シャワーなどの水周りでかち合うこともなく家ではストレスフリーの生活ができました。

ムスリム、、と一言で言ってもお国によって大分違いがあるようで例えばイラン人のエドウィンは、豚肉も特に気にせず、外では時々お酒もたしなみ、ほとんど週末はカジノやナイトクラブに出掛け(お土産付きで帰って来ることもしばしば、、、)。
リビングルームには自分で書いたジーザスの絵も飾ってあり、モスクには殆ど行かず、、、と一体どこがムスリムなんじゃい!とド突きたくなる程でした。

一方アジスは、、、豚肉は、その言葉を口にすることもタブーで、食事は全て"HALAL"と認められるものだけ、お酒は口にしない(アルコールが入った食品もダメ)、賭け事は一切しない=カジノには縁がない、が、ここはアフガニスタンではなくニュージーランドなのでさすがに完璧とはいかず、良く友人とビリヤードもやりに行っていた(私も何度か連れていってもらった)し、お祈りは1日5回していませんでしたが、、。
ただ毎週金曜日の朝はどんなに疲れていてもモスクに出掛けていました。

この"HALAL"、ニュージーランド(オークランド)で良く見かけるケバブ屋さんの外に良く『HALAL (FOOD)』と書かれています。
スーパーにも"HALAL"と書かれたお肉が売られています。

このHALAL(ハラル)とは、ムスリム(イスラム教徒)の用語で、まずブタが一切入っておらず、他の動物に関しても殺す前に感謝のお祈りをして苦しませないように一気に殺したものだけを使用したもの。
それからアルコールも含まれていないもの。

例えば野菜はHALAL、しょうゆはものによってはアルコールが含まれているのでHALAM(ハラム:HALALの逆)で摂ってはダメなものなんです。
スーパーで普通に売っている果実入りのヨーグルトにも原材料の所を見ると『HALAL GELATINE(ハラル ゼラチン)』と書かれていたりします。

私はあまり肉を好んでは食べませんが、ベジタリアンではないのでHALAL FOODの考え方は素敵だと思い、できる限りHALALのものを摂るようにしています。
(味も柔らかくて美味しいんです。)

結局は殺して食べるんだから一緒じゃないか、と言われればそれまでですが、『人間が一番偉い』というような考え方ではなく、『私達の為に大切な命を落とすのだから感謝しよう』という謙虚な考え方が好きです。


これはまたまた、One Tree Hill ワンツリーヒルを悠々と歩く牛達です。
この公園は農場とドッキングをしてる珍しい公園です。

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